中国茶の講座

茶房一葉【沖縄県南城市】

2017年11月22日 11:25

昨日は、北谷町生涯学習プラザ企画のお茶講座「世界のお茶文化を学ぶ」の3回目の「中国茶」を担当しました。
私は7日の「日本茶」に続いて2回目の担当。10数人の参加者。


沖縄において中国茶を語るには「さんぴん茶」の事から入る、これは私のポリシーです。
手持ちの中国福建省での製茶工程写真と私の体験を通して、さんぴん茶→香片茶→茉莉花茶→ジャスミン茶→中国茶に話が及んで行きます。
そこから、琉球と中国との深いかかわりを理解していただきます。
「さんぴん茶」は難しいと思われている中国茶への導入として絶好のアイテムです。

中国茶を代表するお茶は「緑茶」。
緑茶の定番の飲み方は耐熱グラスで浸し飲み。
明前西湖龍井を飲んでいただきます。

家の庭に咲いた茶の花を活けて演出。

地図を使って茶産地の説明。
中国ではみんなが烏龍茶を飲んでいるという意識を払しょくします。


ご参加の中国出身の方も改めて理解したようです。
「ふむふむ・・・・」


お茶淹れ体験で、台湾烏龍茶を聞香杯を使った工夫式の入れ方で淹れて飲んでいただきました。
中国の岩茶の試飲も。

お茶請けに、ドライフルーツ3種(マンゴー・パイナップル・グァバ)、自家製月餅とタピオカ杏仁豆腐を。


サポートは2回ともオールマイティーの中西さん。
今回の講座は1回目の沖縄伝統ブクブクー茶の会員としてもサポートして下さったようです。
丁寧で的確なプロのサポートには定評があります。




北谷町の素晴らしい公共施設の中で気持ち良く担当することができ、感謝申し上げます。

*明日(木)は、一葉お茶サロン2回目開催のため、4時半頃からの営業とさせていただきます。




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